通勤時間の話

ゆっこです。

 

通勤時間があまりに退屈。

 

スマホがそろそろ寿命でバッテリーの持ちが悪く、ゲームをすると帰りまでもたない。

音楽を聴いても、よく知った曲を繰り返すだけで、時間を浪費している感覚は無くならない。

 

せっかく朝6時に起きて片道1時間も電車に揺られるんだから、

何か意味のある時間にしたい。

 

と、思って、安直に読書を始めました。

 

 

本を読むのはもともと好きです。

ただ、他の選択肢があるときに読書を選ぶほどの読者家ではないです。

 

大学生活は自由な時間を持てる期間としてイメージされて、よく「学生のうちに本を読もう」なんて言いますが、

実際本はほとんど読みませんでした。

 

授業とか、サークルとか、バイトとか、忙しい生活の中にある自由時間は

寝る、ゲームする、漫画読む、絵を描くとかの趣味に充てられました。

 

 

それが、通勤時間に本を読んでみたら、そこそこの薄い文庫本だと1日1冊読めてしまう。

社会人の方が本読めるじゃん!って少し感動しました。(当社比)

 

寝られない、ゲームできない、漫画読めない、絵描けない環境で過ごす時間は窮屈だけど、

そのおかげで本を読めるのなら、いいことかもしれないなぁ。

 

 

おとといの帰り道にふと思い立って、

とりあえず、駅の本屋さんでパッと目に付いた

新井リョウさんの小説を買いました。

 

ぱらっと開いたら、

主人公の名前が私と同じで、あだ名も同じで、しかもピアノ弾きであるという。

 

ちょっとした運命を感じて読みました。

面白かったから感想も書きたいな。